ちっちゃい庭とおっきい空と。

植物と空と手抜き園芸の四方山(よもやな)話と、あともう少しいろいろと…。

不如帰啼き、初夏につづく花たち

 せめて二十四節気ごとにはお伝えしたかったのですが、またもまたもご無沙汰してしまいましたね。

 

 でも、このところの空があんまり綺麗なので、いくつかお届けいたします。

 


 

 振り返ると、あまりに季節が進んでしまったので、少し戻って五月の芍薬が終わった頃くらいからの、ちっちゃい庭の花たちもお届けしてみましょう。

 

         

 

 芍薬の花が咲き終わると、

 

さらに、次々と咲きはじめました。

 

          

 そうした頃から、地植えしたアマリリスたちはぐんぐん伸びてきて、


狭いエリアでも、ぐんぐん伸びて、

 

ひとつ目の花がひらきはじめ、

 

最後に実った苺を収穫した日には、

こんなに美しく花ひらきました。

 

なんだか、鉢植えだった時よりも、一回り立派になったような気もして、ここに植え替えて正解だったかな!?と思ったのでした。


         

 

 それから一週間後の夏椿の一日花が咲いた日に、はじめてホトドギスの声を聞きました。

 

         

 

 五月もおしまいの頃になると、ぽわぽわ感がなくなってしまったラグラスです。

のびのびに伸びてくる花たちも多くて、

陽射しもぐーんと強くなりました。

 

青空続きなので、水遣りしないと、植物たちも元気がなくなってきています。

 

 でもね、この時期はウグイスもホトトギスも、とても良い声で啼いてくれるので、ついつい聞き入ってしまいます。

 

 真夜中にホトドギスがすぐ近くで啼きはじめると、少し驚いてしまいますが、今年こそはまた録れたらいいなぁと密かに思っていました。

 


         

 

 五月のおしまいに近い日の、とても綺麗な夕空の日にも、すぐそばで啼きはじめました。

 

 このあと日が沈み、真西の空が染まりはじめてすぐの頃でした。

 


 またも、編集しておらず、そのままの動画ですが、よろしければ、是非声をお聞きください。


youtu.be

 

 いつかウグイスやホトドギスのお姿をとらえたいとは思うのですが、いつの日のことでしょう。

 

 ほんとうは春のれんげ畑や、ネモフィラたちや、ニワゼキショウや、そうそう庭仕事の続きのつづきや、この間のオオキンケイギクなどもお伝えしたかったのですが、全く持ってブログに辿り着けませんねぇ。

 でもまあ、ぼちぼち行けばいいですかね☺

 

 

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立夏となりて

 立夏となった頃からか、たくさんの草花や木々が花だけでなく、種子やちいさな実を実らせはじめました。

 

 

 …またもご無沙汰してしまいました。お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

 この頃は日々、めくるめくように植物の移ろいが早過ぎるようで、ちょっと記事を更新しないでいると、花の時期もあっという間に終わってしまいます。

 

 いくつかの移ろいを是非ご覧ください。

 

           

 

 昨年、植え替えた野茨が今年はちゃんと咲きはじめました。

立夏になる三日前の様子です。

 

 

 同じ日に、昨年、位置を40センチ足らずほど移動してもらった花空木はもう満開になっていました。

 

 今年はピンク色が抜けているように思えます。

こちらも昨年植え替えた、もうおしまいの頃のクリスマスローズとともに。

 

 こちらは、同じ木の3年前の記事ですが、色合いが変わるのか、今年はこの時期を見逃したのか、来年は検証出来たらいいですね。

www.shiz1.work

 

 その後ろに、昨年植えた都忘れはちゃんと残っていて、咲いてくれたのですけれど、紫色のものはどこに行ってしまったのでしょう。

 

           

 

 その二日後、立夏の前の日には、野茨にお客様がお越しになっていました。

 

 こぼれ種!?で生えてきたブルーベリーの美しい黄緑色の葉にも、ほぼ同じ色の違うお客様がいらしてました。

 

           

 
 立夏に入った日には、野茨もですが、その他にもあっちこっちでもうたくさんいろいろ咲いています。

 こちらの芍薬は今年はまだ蕾もいくつかあります。

 

 あまり、お伝え出来ないままのネモフィラのエリアでも、あっという間にカモミールもいっぱいになりました。

 

 雨に打たれても、また立ち上がってくるネモフィラたちです。

 

 この日の空はネモフィラ色でしたね。

 ひこうき雲も溶けて行きます。

 アオダモも実りはじめています。



           

 

またその二日後です。

あら、ゾウムシさんでしょうか。



 ヨーカンレンガエリアにも、ぱらっと蒔いたカモミールが何故かかなり遅れて咲きはじめました。

 

 ヨーカンレンガエリアの立夏の頃のお話もまた出来たらいいですね。

 

           

 

 そして、昨日は急にユスラウメが赤くなりはじめていました。

朝と夕方では、もう色づき方が違っています。

 

 こちらが一番花だったところ、やっぱり実も一番、明日くらいには収穫できそうですかね。

 

 実は、山桜桃も記事で拝見して懐かしさの余りお迎えしたのですが…、とにほ (id:toniho)さんちのラグラスもあんまりかわいいので、4月についにお越しいただきました。

 今日はじめてぽわぽわしているのをみつけました。

 

 今日は曇っていましたが、昨日の夕方も素敵なお空でした。

 

 白い月も昇ってきました。

 

 連休もありがたいことにお仕事をたくさんいただきまして、ここまでなかなか辿り着けずでしたが、季節はずんずん進んでいきますね。

 

 やはり合間で、写真だけ撮ったり、ちょっとだけでも草抜きしたりするのは、良い息抜きと気分転換です。なかなか難しくても、ちょっとだけでも、やりたいことは是非やり続けましょうね。

 

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五月のはじめに ~広島市中環境局など

 先週はほんとうに怒涛の日々でした。

いろいろな準備や、訪問先の事前資料とお話を伺ったあとの資料づくりもぎりぎりにぶっこむ感じで、寝床に辿り着けずに意識を失うことも多かったのですが、ついに土曜日の夜は違う方にチャットワークのメッセージを送ってしまいました。💦

 

 …やっちゃいましたね。もう焦ったら、ロクなことをいたしません。

落ち着いて、無理せず一歩ずつ積み重ねてまいりましょう。

 

 さて、遅れに遅れている季節ごとの数々の記事をすっ飛ばして、号外編!?です。

 

           

 

 5月のはじめに、延期につぐ延期や、参加要件や会場体制の変更がなされ、出席者も激減した同窓会に行ってきました。

 

 他県にいる親友が早めに来るというので、行きたいところがあれば案内するよと伝えたら、

「ドライブマイカー見たのよ。広島市  環境局 施設部 中工場 ⇒ https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/93/ に出来れば行きたい!!」

とのことだったので、待ち合わせて一緒に行ってきました。

 

 

 ハルジオンがいっぱい咲いています。

 

 姫女苑(ヒメジョオン)よりも、花びらがか細くて、ピンクがかっています。

2階へ上がると、

真っ直ぐ平和公園につながる道です。

振り向くと、この回廊につながっています。

巨大なゴミ処理施設を見学できますが、今日はお休みです。

そして、海に続きます。

安芸の宮島を臨めます。

のんびりと釣りを楽しむ人がいっぱいです。

こちらは白詰草がいっぱいです。

こちらから振り向くと、こんな建物です。

ひこうき雲が延びています。

 下に降りると、

圧巻のシロツメクサ畑です。

虫の目線で見てみましょう。

もっと虫になった感じです。

東側はもっと広がっています。

桜の頃にも来てみたいですね。

そして、またも虫の目線になってみます。

 

かくいう私は、まだドライブ・マイ・カーを視ていないのですけれど…💦

 

 なかなかのんびり出来て、いろいろ感じるところもあって、思った以上にいいところです。いつか、釣りに来たいものです。

 

           

 

 お昼ご飯は、ものすごく久し振りに古田台にやって来ました。

広島・西区古田台のイタリアンレストラン Zona ITALIA 古田台店(ゾーナイタリア古田台店) (maplecity.jp)

に来ました。。。

 直前の電話予約でも、テラス席の突端にしていただきました。

とてもluckyですね。

ほんとーに本当に、久々にゆっくりのんびりのお昼ごはんをいただきました。

こんな景色を愉しみながら、美味しいイタリアンをいただくことが出来るのです。

こちら側は広島市内中心部方面です。

真ん中は安芸の小富士とも言われる似島です。

 デザートは少しずつ違います。

 是非、また来たいですね。

 

 …懐かしい面々にも会うことが出来て、無事、同窓会も終わりました。

 

夕空はまるで印象派の絵のように融けて行きました。

 

 会いたい人たちと会ったり、やりたいと思ったことをやったり、できることはなるべくしてみたらいいかなぁ~と思うこの頃です。…なかなかすべてはままなりませんけどねー☺

 


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春の植え替えの報告<つづき>

 昨日は久し振りの大雨となりました。

穀雨の頃なのに、予報ではもう走り梅雨の走り!?になるとか、いろいろ植え替えたり、挿し木というか、そのまま挿してみたりしているちっちゃい庭にはかなり恵みの雨となっている気がしています。 

 

 さて、植え替えの報告をしないままに、またも新しいお仕事に追われる日々です。

でもね、長いと思っていても人生あっという間です。いろいろと追われていても、そんなのもちょっと置いといて、たまには更新もしないといけません。(…もう記事が季節に全く追いつかなくなっておりますので。。。(笑))

 

           

 

 ひと月ほども前に、お話は戻ります。

 毎年色んなところにお出ましされるイオノプシスさんも雑草たちとともにあっちこっちで真っ盛りでした。

 

 

 ちなみに、この日の朝に見かけた寒緋桜も満開で、

 

 夕暮れ時のソメイヨシノはまだ固い蕾でした。

 


 さらに、ちっちゃい庭では、ぱらっと種を撒いたネモフィラはこれくらいの野菜畑のようになり、急に伸びてきたチューリップに背丈を追い抜かされた頃でした。

 

 

 ジューンベリーの花芽はこれくらい、もう植え替えはぎりぎりですね。

 

 

 毎年、花も実もつけるのですが、どんどん勢いがなくなってきています。

そりゃあもういつか植え替えなければと思いながら、三年以上は経ってしまい、ほんとうはもうこんなにぼろぼろの状況なのです。


 もう一つ早急な処置が必要なのは、シマトネリコです。

 

 こちらもかろうじて新芽も出てくるのですが、もう何年も花は見たことがありません。完全に根詰まりしている気がしています。

 

 

 

 いよいよ、とうとう!!、ついに!この間のオオデマリに続いて、まずはジューンベリーに取り掛かりました。

 

何とか古い鉢から引っ張り出しました。

でも、新しい根はそんなに張ってはいませんね。

 

 愛用のガーデンフォークを使えば、このくらいの土はすぐに落とせます。

すると、やはりいましたね。根切り虫さんが10匹以上、やはり根が張っていないはずです。

 

 新しい鉢にちょうど入りました。

でも、この枝分かれし過ぎたものをもうちょっと何とかした方がよいですね。

 

 このくらいまで減らしました。

 おやまあ、もしかして、こちらは根があるので、このまま挿してみましょう。

 

 でも、本体の方は、在庫の花と野菜の土だけではいかん気がします。

なので、ひゅうが砂を混ぜ込むことにしました。

 

 同じ日に、10年以上、毎年咲き続けてくれている白いアマリリスの二鉢を地植えしました。

 取り出してみると、小さいものも入れて、7球に分球していました。

 

 昨年、土佐水木を移動させたすぐ横に、浅めに埋めてみます。

 

 ふと思いつきと感覚で、はじめて地植えしてみたのですが、あとからネットで調べてみると、ちょうどこの時期に植え替えたらいいらしいです。

 ちゃんと育って花が咲くかどうかは、お楽しみですね。

 

 

           

 

 その二日後のことです。

 前にもご紹介したユスラウメの花が咲きはじめた日です。

 

 原種系のチューリップは咲き終わり、

 

 遅れて植えてみたビオラの背丈も低く、


 朝にネモフィラの一番花をみつけて喜んで、

 

 夕方にはしっかりとひらいていた日のことですね。

 

 さてさて、やっとシマトネリコに取り掛かりました。

 なかなか、ものすごくしぶと過ぎて取り出せないシマトネリコの鉢を何回も何回も地面に叩きつけて(…この表現が一番近い)、やっとやっとどうにか取り出すことが出来ました。

 

 

 そりゃあ、ここまで根詰まりしていては、元気もなくなりますよね。

 ほんとうは地植えしたらいいのでしょうし、そうでなければ、もっと巨大な鉢に植えたらいいのでしょうけれど、そんなに大きな木にはしたくないので、根っこをほぐして、コンパクトにすることにしました。

 

 

 ですが、ここまで根が張り張りだと、スコップも全く刺さりません。さらに、地面に落としたりしてみても、全くびくともいたしませんわー。

 上に乗ってみたり、いろいろやってみたのですけれどね。

 

 でも、やはり、ここで愛用のガーデンフォークの出番です。もうこれがないと大物の植え替えは出来ません。

 やっとやっとここまでほぐしました。

 

 シマトネリコも苗木!?が取れました。

 

 でも、もう少し小さくしないと、新しい鉢に入らないようです。

結局ここまで、ほとんど土を落としてしまいました。

 

 大騒ぎしていても、休憩中に、メスのジョウビタキさんがやってきましたよ。

 たぶんいつものオスさんの相方さんなのでしょう。

ちょっとこっちを見たら、

 すぐに飛んで行きました。

 

 芝生のあちらこちらに、先祖返りしてほぼ紫色になったけれど、たくさんの種類のビオラがこぼれ種で芽吹いています。

 中にはもう咲いているものもあります。

 

 草抜きしながら、そっと抜き取っては、ネモフィラ近くのはじっこあたりに植え替えています。絶対、踏まれますからね。

 

 なんだか、取り留めもなく報告していたら、まだまだ終わらなくなりました。

今日はもう眠くなったので、このつづきはまたにしますね。

 あと、すぐに戻ってきたジョウビタキさんと、真ん中あたりの一団を一部だけ残したビオラたちをお伝えしておきます。

 おやすみなさい。

 

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青い絨毯が消えたら

 今年の春はいっせーのせで、花ひらいていくように思えます。

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 この前、青い絨毯のオオイヌノフグリや、紅色の絨毯のホトケノザたちをお伝えしたのですが、その一週間後、そのすぐ近くの畑で、こんな風景に出会いました。

 

 どうしてもなんだかいたずら妖精達が隊を成しておられるように見えてしまうヒメオドリコソウもずっと続いていたのですが、

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その向こうは、薺の大群が続いています。

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星の瞳もまだまだ咲いていますけどね。

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 手前には、ムスカリが咲いています。

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 も少し歩いて、昨年もリュウキンカを撮った場所に行ってみます。

あ、まだいっぱい咲いていました。

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かなり咲き進んでいますが、まだまだ咲いたばかりのものもありますね。

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 ほんとうは枯草もいっぱいあります。

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 道の向こうにも咲いています。

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 そして、この反対側のまだ耕す前の畑には、

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 圧巻のナズナだらけです。

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 なん本あるのかなー。

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 おっと、その手前にはまだ土筆たちがいるではありませんか。

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 もちろんタンポポさんもおられます。まだ背丈が低いですけれどね。

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 そろそろ戻らないといけません。

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 名残惜しいですけどね。

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 近くの桜がまだこれくらいの花曇りの日のことでした。

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 帰りに見た早咲きの桜もこれくらいでした。

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 ものすごく霞んでいますが、遠くの山々には白い辛夷が浮かんでいるようでした。

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 広島市内に戻ると空が晴れてきました。こちらの桜はもう満開に近い頃でした。

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 またその一週間後の青空の日、市内のソメイヨシノは満開です。

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 前に青い絨毯だったところを通りかかりました。

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 自分が撮った写真ながら、思わずパソコンの背景にしてしまいました。

こんな風景に出会えたことに感謝感謝ですね。



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早春の植え替えの報告<その1>

 広島はソメイヨシノが満開となりました。通り過ぎながらもたくさんの桜を愛でております。

 流石に河津桜や寒緋桜は終わりましたが、今年は陽光や枝垂れ桜や染井吉野、山桜も一斉に見頃になったような気がしています。

 

 そのお話はまたにして、少し前になりますが、今年こそやりたいと思っていたオオデマリの地植え、ジューンベリー、シマトネリコなどのオオモノやその他の植え替えをした報告です。(…かなりがんばりました!!)

 

           

 

 まだ寒かった二月のおしまいの頃のお話に遡ります。

この頃、ジョウビタキのオスさんが、毎日のようにちっちゃい庭を訪れていました。

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 オオデマリの芽はまだ固く、今しかないぞ!!と思ってはいたのですが…、

 

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 ヨーカンレンガエリア(…と呼んでいる)の端っこのこの大きなプランターは、数年前から、どんなに力一杯動かそうとしても、全くびくともいたしません。

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 ここに移動して、5年以上になります。

半日陰で真夏の炎天下も少し避けられて、オオデマリの生育にはぴったりのようだったのですが、木の成長とともに鉢の下から根が張り過ぎて、全く動かせなくなっていました。

 

 まずはこのあたりの植物を退避させます。

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 次に、掘り起こした球根を置き忘れていたら、いつの間にか株が増えていた日本水仙を先に掘り起こそうとしたのですが、到底無理だとわかったので、とにかくプランターの底を掘り起こしてみました。

 

 一時間以上かかって、鉢の下で周りに張りめぐされていた根を全て切って行き、やっとやっと地面から切り離しました。

 

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すごい根です。

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 このままプランターから取り出そうとしましたが、どうやっても全く持ってびくともしません。

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 下から出ている根を切れるだけ切ってみましたが、何の進展もありません。

仕方がないので、このまま立てて、一週間くらいそのままになりました。

 

 目土を入れた芝生には、いつもよりかなり立派な雑草が生え始めました。

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 昨年、仕入れたこの「モンブラン 草取り一番 百発百中」が大活躍です。

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 すぐに山盛りいっぱいになります。

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 これから永遠と続く、たくさんの種類の草花たちとの格闘もこの日が本格的なはじまりでしたね。

 

           

 

 それから一週間後の三月になってから、鉢植えのクリスマスローズも満開になった晴れた日に、やっとやっと続きにとりかかりました。

 

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 次の日が雨予報だったので、今日しかないと思いました。

 

 最終的には、電動のこぎりでプラスチック鉢を真っ二つにしてしまいました。

そうして、本当は手前に15センチ、向かって左側に15センチくらいずらして地植えしたかったのですが、この場所を掘り起こしてみると、巨大なまるで大木のような木の固まりがあって、これを切ると何に影響があるのかわかりませんでしたので、そのままにして、手前に25センチ、左側に30センチくらいのところに地植えしました。

(…あまりに疲れ果てて、その日の写真を撮り忘れました。)

 

 このクリスマスローズを地植えしたのもこの日です。

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 もう限界を超えるほど、根詰まりしていました。

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 こちらが三日後くらいの写真です。

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 こちらは、一ヶ月が経過した一昨日のオオデマリです。

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 あれだけ根切りしたのと、そんなには枝を剪定しなかったのに、なんとか大丈夫そうですね。

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 白いハナズオウはこれくらい。

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 白い芍薬の芽も伸び始めました。

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 一昨年、こちらに放って、昨年は一つも咲かなかったこの芍薬は久し振りに花に出会えそうな予感です。

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 フラワースタンドや古い鉢をかなり処分して、なるべく地植えを増やしています。

まだまだ報告はたくさんありますし、時節が行ったり来たりしてしまいますが、またそのうちおつきあいくださいね。

 

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春の青い絨毯や、白い帳を

 それはほんの十日ほど前のことです。

河津桜はもう満開を過ぎた頃でした。

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 蔓防が終わり、久し振りに、北東方面の訪問先に行きました。

二日ほど前に雨が降ってから陽気な日々となり、春が一気に増していました。

広島市内よりも少し遅れて梅が見頃を迎えていました。

 

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 北側はまだまだ蕾も多く見受けられます。

 

 今年はあまり梅の花をじっくり愛でることができなかったので、帰りにまたちょこっと寄らせてもらいましょう。

 

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 通り過ぎる景色の端々に、青や白や桃色の草花が一気に咲いているのが目に留まります。うーん、やはり帰りに道草しないといけませんっ。

 

 青の絨毯はオオイヌノフグリですね。

 

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 ホトケノザとナズナとハコベの周りにずっと青いじゅうたんが続いています。

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 木々の向こうに梅の木が見えます。

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 木々の手前に鳥が飛んできました。f:id:shiz1:20220327005339j:plain

 ツグミでしょうか。

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 すぐにいなくなりました。

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 薺はまだまだ背高のっぽになりますね。

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 まだこんなに小さいのもいました。

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 青のじゅうたんの向こうに、ホトケノザの桃色じゅうたんです。

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 別名に「星の瞳」の名をもつ青い花、一日花なのに、いったいいくつ咲いているのでしょうか。

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 道路のそばの梅の木のところに戻りました。
美しい白の帳のようです。

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 以前見た番組「植物に学ぶ生存戦略」の中で「梅は雌しべのないニセモノの花をつくって華やかに見せることで、子孫を残すお客さんを引き寄せる戦略を取っている」とはじめて知りました。

 

 雄しべのある花をみつけようとしたのですが、また、次回、またゆっくり見てみましょう。(来年かなぁ~)

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 お客さんたち、いっぱい集まってきています。

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 ここはホトケノザの絨毯ですね。

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 タネツケバナとヒメオドリコソウも咲いています。

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 絨毯のところはこんなにいっぱい。

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 梅の木の下あたりです。

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 一本だけ菜の花が咲いていました。

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 白い月が少し霞んでいた日のことでした。

またお会いいたしましょう。


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