広島はソメイヨシノが満開となりました。通り過ぎながらもたくさんの桜を愛でております。
流石に河津桜や寒緋桜は終わりましたが、今年は陽光や枝垂れ桜や染井吉野、山桜も一斉に見頃になったような気がしています。
そのお話はまたにして、少し前になりますが、今年こそやりたいと思っていたオオデマリの地植え、ジューンベリー、シマトネリコなどのオオモノやその他の植え替えをした報告です。(…かなりがんばりました!!)
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まだ寒かった二月のおしまいの頃のお話に遡ります。
この頃、ジョウビタキのオスさんが、毎日のようにちっちゃい庭を訪れていました。
オオデマリの芽はまだ固く、今しかないぞ!!と思ってはいたのですが…、
ヨーカンレンガエリア(…と呼んでいる)の端っこのこの大きなプランターは、数年前から、どんなに力一杯動かそうとしても、全くびくともいたしません。
ここに移動して、5年以上になります。
半日陰で真夏の炎天下も少し避けられて、オオデマリの生育にはぴったりのようだったのですが、木の成長とともに鉢の下から根が張り過ぎて、全く動かせなくなっていました。
まずはこのあたりの植物を退避させます。
次に、掘り起こした球根を置き忘れていたら、いつの間にか株が増えていた日本水仙を先に掘り起こそうとしたのですが、到底無理だとわかったので、とにかくプランターの底を掘り起こしてみました。
一時間以上かかって、鉢の下で周りに張りめぐされていた根を全て切って行き、やっとやっと地面から切り離しました。
すごい根です。
このままプランターから取り出そうとしましたが、どうやっても全く持ってびくともしません。
下から出ている根を切れるだけ切ってみましたが、何の進展もありません。
仕方がないので、このまま立てて、一週間くらいそのままになりました。
目土を入れた芝生には、いつもよりかなり立派な雑草が生え始めました。
昨年、仕入れたこの「モンブラン 草取り一番 百発百中」が大活躍です。
すぐに山盛りいっぱいになります。
これから永遠と続く、たくさんの種類の草花たちとの格闘もこの日が本格的なはじまりでしたね。
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それから一週間後の三月になってから、鉢植えのクリスマスローズも満開になった晴れた日に、やっとやっと続きにとりかかりました。
次の日が雨予報だったので、今日しかないと思いました。
最終的には、電動のこぎりでプラスチック鉢を真っ二つにしてしまいました。
そうして、本当は手前に15センチ、向かって左側に15センチくらいずらして地植えしたかったのですが、この場所を掘り起こしてみると、巨大なまるで大木のような木の固まりがあって、これを切ると何に影響があるのかわかりませんでしたので、そのままにして、手前に25センチ、左側に30センチくらいのところに地植えしました。
(…あまりに疲れ果てて、その日の写真を撮り忘れました。)
このクリスマスローズを地植えしたのもこの日です。
もう限界を超えるほど、根詰まりしていました。
こちらが三日後くらいの写真です。
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こちらは、一ヶ月が経過した一昨日のオオデマリです。
あれだけ根切りしたのと、そんなには枝を剪定しなかったのに、なんとか大丈夫そうですね。
白いハナズオウはこれくらい。
白い芍薬の芽も伸び始めました。
一昨年、こちらに放って、昨年は一つも咲かなかったこの芍薬は久し振りに花に出会えそうな予感です。
フラワースタンドや古い鉢をかなり処分して、なるべく地植えを増やしています。
まだまだ報告はたくさんありますし、時節が行ったり来たりしてしまいますが、またそのうちおつきあいくださいね。