ちっちゃい庭とおっきい空と。

植物と空と手抜き園芸の四方山(よもやな)話と、あともう少しいろいろと…。

赤い星、黄色い星、白い星、白い月

  暑い日々、まだまだ続きますね。

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台風も心配ですけれど。

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 キバナコスモスもまた咲きました。
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 さて、このところはだんだんに月がふくらんでいくのを、時間帯はいろいろですが、ちゃんと確認できていて、ちょっとだけうれしかったりしています。

 

 この間はさそり座の心臓、赤星のアンタレスの上あたりに、その次の日は、さそりのしっぽの二つ星の上あたりにいらっしゃいました。

 

 そうして、その次の日は、東の空に、いて座あたりに、左下から土星、木星、月齢8.9の月が並んでいました。

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 雲一つない夜と思っていたら、夜半にはいっぱいの薄雲となり、西の空に沈みゆく月は虹色に、合間から土星と木星もすこし見れました。

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  次の日、咲き進むキバナコスモスです。

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この日もかなりの酷暑で、夕方にはもくもくの入道雲も見えました。

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 白い月が既に昇っていて、

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 暗くなると、土星と木星を少し上に従えていました。

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 西に傾く頃には、かなり土星側に近づきましたね。

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うさぎさんもさかさまです。

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 そうして、真上には赤く輝くおとなりの星、火星がずいぶん接近してきましたね。

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 今回の最接近は2020年10月6日、二年二ヶ月振りの最接近ですが、これほどの接近が見られるのは、次は2033年7月5日か、もっと近づく2035年9月11日までありません。

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 ぜひ、赤く見える火星を見上げてみてくださいね。
 

 

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この酷暑に、種から咲いた黄花コスモス

 たとえ真夜中になったとしても、なんとかほぼ毎日、水遣りを欠かしていませんが、ちっちゃい庭の植物もだんだん枯れてきたりしています。

 ついに、ジューンベリーの葉がこんなになってしまいました。やはり、こんなに酷暑続きだと、夕方と朝と二回お水をあげれたら、いいのですけれどね。

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 でも、去年の夏も、葉を全部落としても、また再生したので、きっとまた復活するでしょう。それよりも、エゴノキの方が心配です。

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 そんな中で、半分以上ガウラを抜いたヨーカンレンガエリア(と勝手に呼んでいる)一角に何か黄色いものが見えました。

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まさかと思いましたが、キバナコスモスが咲いていました。

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 あまり、ちゃんと覚えていないのですが、そういえば、どこだったか、種を確保して、ぱらっと蒔いたような、蒔いていないような…。

 毎年、数年前にいただいた秋桜の種がどこかで芽吹いて、ピンク色の秋桜の花は欠かさないのですが、キバナコスモスは新参者です。

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 か細い茎ですが、まだいくつかの蕾もありますので、またご紹介できるといいですね。

 

 この間、お墓にお供えして酷暑を数日乗り切ったハナトラノオをもらってきたので、ちょっと瓶に挿してみました。

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 どのくらいもつものなのか、ちょっと見守ってみたいなと思っています。

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 紫のランタナに夕陽の光が射しはじめます。

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 ランタナの名前は、どうしてもランタンを思い浮かべてしまいます。灯りをともすように…見えませんかね!?

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 すこしすると、この日の夕空は水色お空に白い半月です。

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つやつやの薄灯色も広がりました。

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 種から咲いてくれると、とてもうれしいものです。…基本、蒔いただけで、他には何もしていませんけれどね☺

 

 

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二日月の日に

 それは先週末のことです。急ぎの郵送物があったので、広島駅前のポストなら19時の回収があったなと思って、落としに行きました。

 余談ですが…2019年の9月から広島東郵便局は建替え工事となり、現在は福屋広島駅前店7階で営業中、仮店舗とはいえかなり不便になりました。 しかも、この9月から、広島駅南口の再整備計画のため、南口駅前のロータリーは一般車の降車場と駐車場を閉鎖するとの表示がありました。全く知りませんでした。当面は、北側の新幹線口を利用しないといけませんね。 広島東郵便局の跡地は、2022年秋には地上20階建ての「JPタワー広島」及び「KITTE広島」(いずれも仮称)開業予定なのだそうです。(以前のように、15分無料駐車の時間内に用が済ませれば、有難いのですが…。)

 

 雨が降る前に突然の雷が鳴り続き、かなり間があってから、久し振りの雨がからからに乾いた地上を濡らした…そのすぐあとのことでした。晴れているところと、黒雲やねずみ色の雲のところといろいろで、空はかなり面白い様相になっていました。

 

 夕方の反薄明光線ならわかるのですが、よくみるとうっすらとした光の筋が、何故か東から西へと伸びているように見えました。これは何なのかよくわかりません。

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 まだ遠くで雷鳴も聞こえますが、地面がまったく濡れていない場所もあったり、このところの、ごくごく狭い場所に集中して雨を降らす気まぐれな雷様部隊が、あちこちで活動をはじめた感じです。

 東南側の雲も朱くなりはじめました。

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 大渋滞!?に巻き込まれた中、西側の山の端にふと白いものをみつけました。か細い折れそうな白い月です。わかりますかね?

 たしか、一昨日が新月でしたので、今日は二日月のはずです。

でも、すぐに見えなくなってしまいました。

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東の空も淡い色合いに溶けて行きますね。

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 渋滞を抜けると、すっかり黄昏時に変わりました。月齢2.0の細い細い月と、また出会えました。先程より、はっきりと銀色にひかりはじめています。

 新月から三日月にかけての月を、このところはなかなか見ることができなかったので、つい一人にっこりしてしまいます。
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山の端から現れた灰色の大怪獣は!?、

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なんだか、首が分離していきました。

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今度は違うモノが顔を出し、ちっちゃいうさぎさんが飛んできました。

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 地球照を写してみましたが、なかなか難しい。

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金の色に撮ってみました。

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思いっきり、トリミングすると、影との境にクレーターが浮き上がります。(私の撮影ではこれが限界かな)
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 次回はもっと細い月が撮れるとうれしいですね。

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 その2日後には月齢4の月、もうここまで膨らんでいました。

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 そうそう、この前の薄い雲のベールが広がった日には、

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やはり、お日様が暈をかぶっていました。

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ひこうき雲が通り抜けて行きます。

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くるりと回って、崩れていくひこうき雲と、

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くずれていく日暈です。

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 夕暮れ時と、お昼時の空をお届けいたしました。いろいろ撮れましたなら、またとりとめもなくおとどけいたしましょうね。

 

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露草が咲いたら

 やっとぱらっと雨が降ったりもしましたが、こんなにじりじりと暑い日が続くと、毎日水遣りしていても、植物たちもどんどん枯れて行きそうになっています。そんな中で、半日陰の庭には、水遣りもしていないのに、ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)がまだ咲いていました。

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 そうして、草抜きした時に、抜かずにそのままにして置いた露草もやっと咲いていました。

 お世話になっている方が昨年だったか、「つゆくさは、草抜きの時にもついつい抜けずにおいてるんですよ」と、聞いた言葉が耳に残っていて、私も真似してしまったのでしょうか。葉っぱは小さなバッタたちに食べられてしまっていますけれどね。

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 同じツユクサ科でも、こちらは紫露草(ムラサキツユクサ)、すこし前になりますが、五月の終わりに撮った写真です。

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大きさも色合いも、咲く時期もずいぶん違うものですね。f:id:shiz1:20200817194002j:plain

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 ちっちゃい庭の露草は、半日陰のせいか、なかなか咲きません。毎日、ちゃんと見れてるわけではありませんけれど。 

 

 そういうわけで!?、訪問先に行く前にすこし時間があったので、昨年撮ったコンビニ近くの草地付近をのぞいてみました。

 昨年は、アスファルトの端っこのわずかな土のところにも群落があったのですが、さすがにこの日照り続きの中では、咲いていないだろうと思ったのですが、咲いていました。

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 葉っぱはカラカラのところもありましたが、つゆくさもほんとうに逞しい植物ですね。

 その横にはもっとたくましいエノコログサの群落です。

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ほぼほぼアスファルトなんですけどね。

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 でもやっぱり、草地に咲いている方が元気がいいですね。

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 つゆくさ(露草)には、ご存じのようにいろいろな呼び名があります。つきくさ、蛍草(ほたるぐさ)、青花、帽子花(ぼうしばな)、「おうせきそう」とも読む鴨跖草(つゆくさ)、まだちゃんと調べてはいませんが、他にももっとあるかもしれません。この青は素朴でもとてもきれいで、昔から、真夏に心惹かれた人びとも多かったのではないでしょうか。私も、大昔の幼い頃も、眠い目をこすりながら毎日通った夏休みのラジオ体操の時も、この青の記憶は鮮やかなままです。

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 帰り道に見かけると、まだ夕方にもなっていないのに、しっかりしぼんでいました。

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 一日だけの「その日のうちにしぼむ花」、Dayflower 、処暑をむかえ、徐々にではありますが過ぎゆく夏を思いました。


 


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野のユリと、野のハナトラノオ

 八月はじめに、伸び放題のガウラ(白蝶草)をかなり片付けた時に、昨年から、勝手に生えてきて、目の高さまで伸びていたテッポウユリをちょっと申し訳ないと思いつつ抜いてしまいました。

 せっかくつぼみもできていたので、思い直して、ガラス瓶に挿してみました。

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 まだ固い蕾だったので、どうかなと思っていたのですが、二週間経って、小さな花ながら咲きはじめました。やはり、野生のテッポウユリの生きる力はすごいですね。

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 今日の移動の道すがら、山に近い道沿いには、草むらの中ですが、ずうーっと数えきれないほどたくさん咲いていました。

 帰りに、道を逸れたところにもすこしだけ咲いているのをみつけたので、炎天下のもと車を停めて、撮ってみましたよ。

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こちらは今日咲いたばかりのようではないですかね。

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道沿いのオオマツヨイグサの群落です。

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 ノアズキ(野小豆)の黄色い花もみつけました。

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サワオトギリ(沢弟切)ではないでしょうか。(間違っていたら、ごめんなさい。)

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 ずっと雨が降らなくても咲き続ける花たちです。

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 そうそう、昨年、近くにハナトラノオが咲いていたはずと思ったのですが、どこだったのかなと思ったら、みつけました。

でも、去年より、少なめです。

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 こちらのハナトラノオですが、お盆にお墓参りに行った時に、前日にお参りした主人の母が菊の花ともにお墓に供えていました。

 何せこのところのじりじり熱風の炎天下、次の日に行ったら、菊の花はすっかり萎れていましたが、なんとこのハナトラノオは三日目も元気でした。すごいぞ、ハナトラノオ!!と思ってしまいました。

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 ハナトラノオの凄さを報告したところ、「抜いても抜いても生えてくるけぇ思うて、邪魔者扱いしとったけど、お墓のお供え用に、大事にしようかねー」と言っておりました。

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 この日は久し振りに夕焼けをみました。

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 空も燃えるほどの暑い日が何日も続いています。

みなさま、夏の疲れが出ませんよう尚一層ご自愛くださいね。
 

 


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また、きぼうをみよう。

  あんまり暑いし、雲もひとつもなかったので、かんかん照りを利用しない手はないと思って、トマトを干してみました。

 

 でもね、この間、何年か振りにエノキを干してみた時に、しっかり失敗をしでかしておりました。

 竹ザルに黒い点々がぁーーー、エノキさんを取り込むときに、ちょっと嫌な予感はしていたのですが、竹ザルにかなり張り付いていたのを一生懸命とって、水洗いして室内干ししていたのが、取り切れていなかったようなのです。

 

 なので、トマトはすこしだけにしてステンレスのざるの上に、そうして、その横にタワシで磨き上げた竹ザルを干すことにしました。思うに、次回、エノキを干すときは、ほったらかしにせず、張り付く前に動かしたりひっくり返したりしないといけませんね。

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 こちらは先週の話ですが、久し振りに国際宇宙ステーションが日本で見やすくなるとの話だったので、数年ぶりに見たいなと思ってました。

 

 今週の雲のない、かんかん照りとは違って、雲が多めだったり、条件が悪かったりしたのですが、一日はなんとか見ることができました。

 琴座のヴェガ、織姫星のすぐ下を通過していきました。

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 写真公募に載せていただきました。

iss.jaxa.jp                   JAXAさんのページより

 

 日本の実験棟「きぼう」も載せている国際宇宙ステーション、約400キロ上空をだいたい90分で地球を一周するそうです。一日に16回も地球を、世界一周をしているなんてすごいですね。

 でも、見れるのは日暮れあとと、陽が昇る前の2時間くらいの間に、日本の上空を通過する時だけで、しかも、もちろん天候がよくないとだめですね。次回は8月後半頃の夜明け前、でも早朝なので、夕方見れるのは、9月の中旬のすこし前あたり、地域によって全く違うので、ご興味のある方は是非こちらをご参照ください。

kibo.tksc.jaxa.jp                   

 

 さて、八月はじめの記事で木星と土星に近づく月をご紹介しましたが、こちらはその一週間後、月はすっかり木星と土星に追い抜かされて、ちょうど木星が沈みゆく時です。

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 この頃は、陽が沈んだあとに、南東の射手座のそばにいる木星と土星がとても見やすい頃となっています。でも、地球から見るとちょっと間が離れています。

 8月29日以降、二つの惑星は徐々に近づいて行き、12月22日には二十年振りに超大接近して見えるそうです。ちょっと楽しみですね。

 

  干しトマトは4時間もするとこの状態になりました。

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ひっくり返しましたよ。

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陽射しはますます暑くなりました。

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日暮れごろには、一日だけでこんなになりました。

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ピザの上にのせて食べたのですが、相当甘くなっていました。

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 一日中、ほぼ雲一つない空は、f:id:shiz1:20200816175043j:plain

碧く沈みました。

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 国際宇宙ステーションには、10月には宇宙飛行士の野口聡一さんが米民間宇宙船クルードラゴンで、10年振りに搭乗される予定ですね。

 野口さんが搭乗されている時にも、是非、国際宇宙ステーションを、日本の実験棟「きぼう」をみつけて、是非エールを送りながら手を振りたいなと思っています。

 

 


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ハマユウと、ランタナと。

 昨年はなかなか良い写真が撮れた自転車置き場近くのハマユウ(浜木綿)さん、今年も近くを通り抜ける度に、いつか撮れたらと思っていましたが、なかなかお近付きになれず…、それでもこちらは七月末に走り寄った際の写真です。

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 昨年は七月半ばの雨上がりの日に、ちょっとばかり綺麗に撮れていたようです。

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 7月末の朝は残念ながら、あまり美しい花がありませんでした。でも、つぼみはまだまだいっぱいありますね。

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 すぐそばのタチアオイ(立葵)、日陰のせいかひょろひょろと弱々しく小さめの背丈ですが、二輪だけ、こんなにきれいな花が咲いていました。

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 やはり、同じアオイ科、オクラの花とも形はよく似ていますね。ある意味、アオイ科の花たちは真夏の象徴ですかね。

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 さて、ハマユウです。名前の通り、夕方に咲きはじめるそうです。前にも書いた気がしますが、夏の夜咲く花たちが白や薄黄色が多いのです。それは蛾のみなさんにみつけてもらうため、夜に受粉してもらうためですね。

この前も朝、撮ったものを載せましたね。

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お隣の株は一輪だけ咲いていました。

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 またまた、すこし時間を遡って、ご紹介いたしましょう。

こちらは一週間ほど前の夕方です。

かなりフレッシュそうな…ひらいたばかりのような花が撮れました。

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 と、思ったら、もっとフレッシュな花がありました。

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これこそひらいたばかりの花ですね。

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 ハマユウは浜風にも潮風にも強い、ものすごく丈夫な植物ですね。ということは排気ガスにも強いからなのか、幹線道路沿いに植えられているのをよく見かけます。

 ちなみに、もう実が出来ていました。

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 調べてみると、このまるで玉ねぎのような実が熟すと、はじけて、まあるいコルク質の種が飛びだして、その種子が海の上をも何ヶ月も漂い続けて、遠くまで運ぶのだそうです…海が近ければの話ですが。

 でもね、ハマユウの種子は水や土がなくても発芽できるので、自然の中では、砂や砂礫の上で発芽して、雨が降って周りに充分な水が供給されると、大急ぎで根を伸ばすのですって!!…なんという逞しさ、なんという戦略的な植物なのでしょう。

 そこまではまったく知らなかったのですが、ここのわずかな土のスペースでも、たくさん株を増やしているのはそんな逞しさのおかげなのでしょう。

 種子は机の上に置いていても発芽するらしいので、忘れなければ…ですが、また拾いに来てもいいかも、かもしれませんね。

 

 

 さてさて、夏の植物たちはまだまだものすごい逞しいものがたくさんあります。

高速道路沿いにたくさん植えられている木槿や芙蓉もそうですが、特に夏になると何度も出会えるランタナもものすごく逞しいですね。

 

 この間、紅色に近い濃い桃色のランタナと出会いました。

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 場所にもよりますし、茂り方も咲き方もまったく違いますが、ほぼ一年中くらい咲いているものも把握しています。いえいえ、ちっちゃい庭の紫のランタナもほぼ一年中咲いています。

  こちらはこの間、アゲハ蝶にみつめられたときのものです。

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…こっちを見ている気が…。。。

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 花の色が変化するのと、いっぱい種類があるのはほんとうにすごいですね。

これまでにも紹介した中から、昨年のものも含めていくつか探してみました。

  

 おっと、こちらもちっちゃい庭のもの、

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ちっちゃい虹と一緒のものもみつけました。

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 こちらは違う場所の紫のランタナです。

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 黄色いランタナ、

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 ついこの間のオレンジと黄色、薄桃色に変わり行く花です。

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 こちらは比較的よく見るピンクと黄色。

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この日の空にはハーフムーンの上におっきなリボンと、空飛ぶおさかながいました。

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 そうして、この間出会ったオレンジから濃い桃色に変わるランタナです。f:id:shiz1:20200814000910j:plain

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同じ株でもほんとうに色が変化していますね。

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 ランタナは熱帯・亜熱帯では広く野生化して、やっかいものになっているそうです。

この頃は、雑草地やアスファルトの隙間にも生えているのをよくみかけます。

 日本でもこのまま亜熱帯化が進んでいくと、少し悲しいことですが、やっかいものになっていく可能性がありますね。

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f:id:shiz1:20200814001526j:plain 公園に咲いていました。

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 以前のデータを探しまくっておりましたら、昨年の七月に撮ったハマユウの写真が出てきました。

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こちらはつぼみがまだ全く出ていない頃ですね。

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やはり、夕方のようです。

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 ハマユウはもっと綺麗なものを来夏に撮れればいいですね。

 

 夏の花、カンナや百日紅もとても気になっている場所があるのですが…、それも、いつかお届けできたらいいですね。

 

 


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