八月のおしまいの日に、と或る駐車場の横で小さい秋に出会いました。
ちょっと蔓(つる)にピントがあってしまいましたが、さて、この実は何の実でしょうか。
においを嗅げばすぐにわかります。
おっ、見たようなお花です。
そう、名前がちょっと可哀そうな気さえするヘクソカズラです。以前、花もかわいらしいとお伝えしましたが、出来たてのつやつやの実もかなり美しい気がします。とはいえ、まだまだつぼみもたくさんありますね。
その横にはこちらの実がもう色づきはじめていました。
あちらこちらで見かけるヨウシュヤマゴボウですね。
こちらも咲いたばかりの花のものも、まだ青い実もたくさんありました。
その横には、繁殖力強すぎてちょっと嫌われモノのワルナスビが咲いていました。
ヘクソカズラとワルナスビ、いいかんじで葉っぱを対比して撮れました。
小さい秋とは言っても、その下にまだ新しいカヤツリグサも生えてきていました。
なかなか更新がままならずで、通りすがりの写真ばかりたまってしまっています。
白状すると、上の記事は途中で「下書き」に入れて放置して三日以上が経過しています。その他にも「下書き」に入れて御蔵入りしたまま、季節が過ぎてしまったものがたくさんあります。日々の移ろいに更新がついていけておりませんね。
こちらは九月に入ってから暑い日がつづき、先日はふわふわ入道雲にもたくさん出会いました。この日のことはまたお届けできたらいいなと思っています。
実は、今日お届けした駐車場の、一般的にはあまり好まれない植物たちが、昨日すべて一掃されていたのに気づきました。
ほんとうに繁殖力半端ない植物ばかりですので、今の時期にのぞいておくのは大事なのかもしれませんが、たぶん、この写真を撮ったすぐあとだったのではと思われます。
ちょっと淋しい気もしたし、こうやって撮ると、なかなかに美しいし…。
たとえ、一方では草刈りがんばろうとも、今後もぜひ撮ってお届けしたい…なんだか、そんな心持ちでお届けしました。
そうそう、先日、つゆくさの回をお届けしましたね。
あのあと、よくよく見ると、実にいろんなところでたくさんのつゆくさに出会いました。
ここはたくさんの人が行き交う広島の合同庁舎の入り口のところです。
コンクリートと砂利にも負けずに生えています。
少し遠目ではありますが、いつも通る道の線路沿いはずっとつゆくさ続いていました。つゆくさはたくさん生えていたのに、気づかなかったのは自分だったのですね。
大人になるにつれて、時が過ぎていくのが早くなるのは、トキメキが足りないからとチコちゃんも言っていましたが、ものすごくそんな気がします。
9月4日の写真からの一枚です。秋の雲と夏の雲、昨日のsnowさんのブログの一節を思い出しました。ここにも、
「…どんな風が吹いているのでしょう」
こんなに丁寧に綴られた素敵な記事はなかなか書けませんが、それでも、継続は力なり、ぼちぼち続けていこうと思っています☺
これからもどうぞよろしくお願いいたします。