今週はほんとうに雨つづきの広島です。
暑さもかなりやわらいで、ススキの穂がもう綿毛になっているものや萩の花もたくさん見かけました。急に秋の気配が近づいてきたような気がします。
昨日の朝方に、週一くらいで伺う訪問先に少しだけ早めに近くまで来れたので、この間のつゆくさ(露草)を見に行きました。
いっぱい咲いていましたよ。
この日の空のような青い花です。
でも、つゆくさの花をちゃんと見たのはいつ振りでしょうか。…この間から、午後の花のしぼんだものは見ましたけれど、はるか昔に、夏休みのラジオ体操の時に、どこにでもたくさん咲いていたような記憶があります。
かなり眠たい目をこすりながら、がんばって6時半までに行ってました。うろ覚えですが、会場まではずっとのぼり坂で子供の足では軽く5分いえ10分よりもっとかかってしまい、行くのが億劫だったように覚えています。(…ほんとうは意外と近かったのかも!?)
でも草むらに月見草やつゆくさはいっぱい咲いていたような…そんな気がします。そして、今日はやりませんでしたが、花が出てくる貝のように合わさった袋(ほんとうは「苞」)の中をひらいて白い卵(蕾??)をみつけていたような記憶もあります。
青い二枚の花びらばかりが目立ちまずか、よく見ると、下側に白い花びらがもう一枚あります。この写真では真ん中のおしべがまるでちっちゃい蝶のようです。
調べてみると、雄しべは6本で、ちっちゃい蝶?より長い2本が本物の花粉を出すおしべで派手めな残りの4本は仮のおしべなのだそうで花粉を出さないようです。
植物たちの生き残り戦略、ますますすごいと思いました。
先日もすこしお伝えしましたが、実はこのつゆくさたちはこんなアスファルトの割れ目に根付いています。
ほんとうに強い草ですね。
それでも、最近見かけなくなったのは、日々に追われて特に朝方は野の草まで見るゆとりをなくしてしまったのか、つゆくさ自体が外来種などに追われて少なくなったのかわかりません。
そうして、ほんの数メートルですが、土のあるところのつゆくさはもっと美しく咲いているのに気がつきました。
姫女苑もまだ咲き続けています。
オオマツヨイグサもまだ咲いていましたよ。
それにしても、夏の終わりにつゆくさと出会えたことに感謝ですね。
そうそう読者数200達成しました!と言った途端に、199に減っていました☺
以前は、「やはり…更新しなかったのが…」とか「やはり面白くないかな」とかちょっとばかし落ち込むこともありましたが、発信している以上、いろいろあるのはしょうがないよねーと思ったりしています。
なんせ、庭ブログと言ってもお手入れはたまにですし、ちゃんと取材に行くわけでもなく行き当たりばったり…、これで見ていただけるのが不思議なほどですね。
ほんの限られた方だけですが「見てるよ」と言って下さる方や、ずっと見続けて下さる方がおられるので、それをはげみにまだまだ続けられそうで…、ほんとーーーーにありがたいです。
ほんの少しの時間でしたが、空の様相はすっかり変わり、群れをなしていた白い雲たちはほとんどいなくなっていました。
時々は間があいたりもいたしますが、はてしなく大きな目標としては、季節ごとのお花や草花を色や形等々で検索して、検索した先にちょっとほっこりしていただけるような写真と名前が見られるようなブログになればうれしいなと思っています。…いったいいつのことでしょうか??…ずっとずっと先ではありますが、首をながーくしておつきあいいただければとってもありがたいです。
季節の変わり目です。体調にくれぐれも気をつけて、元気いっぱい笑顔いっぱいで過ごしましょうね。