ついさっきまでは雲に覆われていたのに、陽が沈むすこし前くらいから、ずんずんと薄い雲に変わっていきました。
よく見ると、薄い雲間にまだ白い細い月、わかりますか?
広がったひこうき雲の跡のすぐ上あたりに、うっすらと。
南西の空は夕焼け色と薄水色に染まっています。
また、次のひこうきが雲をつくっていきます。
と、思ったら、飛行機の右側に白いポチ点、宵の明星、金星です。
ひこうきは月へ向かいます。
寸前のところでぶつかりませんでしたね。(笑)
夕焼けいろに沈みゆく空もきれいです。今日は淡めの色合いです。
空が青く沈む頃、雲はすっかりなくなりました。
白い月と星は銀色に変わって行きます。
夜の帳が下りて、金の月と星です。
きらっきらっの金の月、眩しいほどに、
このところ、何回か月を撮っているので、ちょっとは慣れてきたような…いかがでしょうか。
さて、まったく関連ないのですが、先週の大河「麒麟がくる」は斎藤道三(本木雅弘さん)と織田信長(染谷将太さん)が初めて会う「聖徳寺の会見」でしたが、ご覧になった方も多いかと思います。
その中で、まだ若い前田利家と佐々成政が登場して、道三に紹介するシーン、ホトトギスが高らかに鳴きはじめたのを気づかれましたでしょうか。まさに信長を象徴するとして描かれているのだろうと、一人ほぉーっと感心してしまいました。
夏を告げる鳥とも言われるように五月くらいから鳴き声が聞こえホトトギス、もしも鳴き声をご存じない方がいらっしゃいましたら、よろしければ、昨年の夏にたまたま録って載せてしまったこちらをどうぞ!!(…全くの無編集で、申し訳ございません)
今年もまた出会えたら…、出来れば、月のきれいな晩に、もう少し上手に録れたらいいのですけど…。
ついでと言ったら申し訳ありませんが、この次の日、金星を越して月齢4の月が宵の明星の上にいました。
雲が流れる月夜もいいですね。
これから金星は一気に太陽に近づいて、…つまり、夕暮れの空から低空へと沈んで行き、5月24日に低い空で細い月と水星と並んだあと、数日で見えなくなります。その後は明けの明星として輝きを増して行き7月8日にはもう最大光度になるそうです。
今度は早起きしないと見れなくなりますね。