先週のことです。
毎週のように訪問するちょっと遠めの仕事先からの帰りのこと、以前も撮った田圃の横を通り過ぎようとしたら、遠くに白い点々が見えました。さて、どこのことか、わかりますか?
ここは道路のすぐ横の風景です。
上の写真でみつけることが出来た方、すばらしい!!です。
あ!!、白鷺がいる。しかも1羽・2羽ではないようです。
これはちょっとだけ見てみなければなりません。
いました、いました。
でもね、白鷺(しらさぎ )とは、ペリカン目サギ科のうち、ほぼ全身が白いサギ類の総称であり、シラサギという名前のサギがいるわけではない(~Wikipediaより)というのをみなさまはご存じだったでしょうか。
そして、よく見かけるこちらはどうやらチュウサギらしいのです。
それぞれ特徴はあるのですが、その大きさから、
- ダイサギ……全長89cm。全身は白色、くちばしは繁殖羽では黒色、非繁殖期は黄色をしています。脚も黒っぽい。
- チュウサギ……全長68cm。全身白色で、くちばしは繁殖羽では黒色、非繁殖期は黄色で先端が褐色。
- コサギ……全長61cm、翼を広げると98cmほど。首が長く、脚、くちばしも長い。飛行時は首をZ型に縮める。全身白色で、繁殖期には2本の長い飾り羽を頭に持つ。くちばしは一年中黒色。脚は黒色で、指は黄色。
以上、サントリーの愛鳥活動のページより、参照させていただきました。
でも、この記述からするとチュウサギとコサギの大きさの差が7センチって、間近ならともかく、見分けがつくのかどうかちょっとなやましいところですね。
でも、たぶん、こちちらはチュウサギ…という名前すら、まったく知りませんでした。(もしも、違っていたら、是非ご指摘くださいね。)
チュウサギにちょっとずつ近づいていきました。
かなり遠くても、もう気づかれているようで、みんなじりじりと少しずつ遠ざかります。
そして、 一羽、また一羽と…飛び立っていきます。撮りたいだけなのに、どんどん逃げられますね。
カラスも見ています。
そして、最後の二羽が行ってしまいました。あ、別の方向から新しくもう一羽がきて、集団の巣があるのでしょうか、同じ方向に飛んでいきました。
カメラの限界があるので、これが精いっぱい、でも、よいものが見れました。
おっと、すぐ目の前に、シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)がとまりました。そうしてすぐにいなくなったかと思うと、少ししてから、たぶんまちがいなく同じトンボがもっと近くにとまりました。
二回目はメヒシバにとまりました。一回目のこの草は何でしょう。また調べないといけませんね。
ほんとうにみずいろめがねですね。
『とんぼのめがね』 作詞:額賀誠志さん
とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから
を思い出しました。
車を停めた場所に戻ると、少し青みを帯びたピンク色のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)が咲いていました。もう種が出来ています。この種には鍵状の毛がついていて、生きものによくくっついて、遠くに移動します。ひっつきもっつきの戦略です。
さて、この日は少し早い時間にうちに辿り着いて、ふと外を見ると、ひさしぶりにまた電線にツバメさんたちが並んでいました。
急いで外に出てみると、なんということでしょう。ずうっと、ずっと…、
並んでいました。
あらあら、もっとずっと先まで並んでいるようですね。
このあと、みんな揃って飛び立ちました。
ああそうか、これから「ツバメのねぐら入り」にみんなで行くのねと合点が行きました。
この前、chocomikanさんの記事を拝見して、感動いたしました。
残念ながら、実際にはまだ見たことがありません。
いつかきっと見にいけたらいいですね。
庭のタマスダレが咲き始めた日のお話でした。