三日ほど前だったか、夜中に北側の窓を開けると、冷えた風とともにとても良い香りがさぁーっと入ってきました。
今年は遅いなぁと思っていた金木犀、見えないけれど、お隣の大きな木の花が咲きはじめたようです。
この頃は空が澄んでいて、火星を追うように、おうし座のすばるやVの字のヒアデス星団、そしてオリオンが昇ってきます。
冬の星座たちはとてもにぎやかですね。
次の朝、ちっちゃい庭のプランター植えの金木犀を見ると、つぼみがいっぱいになっていました。
このところは、雨が降らないので、ちょっとだけですが、水を撒きました。
すると、手元に虹が出来るので、もう出かけないといけないのにぃと思いつつ、撮ってしまいます。
今度またゆっくり撮りたいですね。
今朝はもう香りはじめていました。見ると、花ひらいていますね。
見上げると、空は白絵の具を溶かしたみたいです。
葉っぱは虫さんにやられていますが、今年は銀木犀の鉢も、花が多めにつきました。
この四日前には、これくらいの固い蕾だったのに、咲きはじめると早いですね。
去年は、金木犀も、それこそ銀木犀はほんのすこししか咲かなかったように思います。
金木犀の匂い立つような香りも素敵ですが、銀木犀の控えめな香りがもっと好きです。
わずかの間に、空がどんどん変わっていきます。
この続きはまた次回といたしましょうかね。おやすみなさい。