ちっちゃい庭とおっきい空と。

植物と空と手抜き園芸の四方山(よもやな)話と、あともう少しいろいろと…。

夏の野の草花たち

 この間から、ほんとうに何気ないところに小さい花が咲いているのがとても気にかかっています。

 

 溝の向こうで近づけませんが、黄色の花、ノアズキ(野小豆)かヤブツルアズキ(藪蔓小豆)のどちらかだと思いますが、調べてみると、葉っぱの形からノアズキではないでしょうか。 

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 このところ、葛の花が咲いているのを何度か見かけましたが、残念ながら、立ち止まれる場所ではないところばかりだったので、一回り小さな葉っぱのノアズキをご紹介しました。

 さて、お花の名前や資料がわからない時に参考にさせていただくサイトのひとつにこちらがあります。

matsue-hana.com

 素人の方とのことですが、8万枚以上の画像と細かい観察でわかりやすく分類され、とうてい近づくことも出来ない素晴らしいサイトです。

この中で、ノアズキとヤブツルアズキを比較されていたのがとてもわかりやすかったのでよろしければご覧ください。

matsue-hana.com

 

 この日はたっぷりと雨が降った後の、雨あがりの午後のこと、山肌に雲がまだ低くたれこめています。

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  こちらはミズヒキ(水引)のちいさい花が咲いているのかと思ったのですが、調べてみると、ミズヒキの花なら赤と白、ギンミズヒキなら白い花のようなのです。

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 タデ科の花には間違いないのですが、思えばミズヒキもちゃんと花をみたことがあったでしょうか。ちっちゃ過ぎて見ていなかったように思います。写真に撮ると、うっすらとピンク色のなんとかわいらしい花でしょう。

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 調べていくと、やはりこちらの松江の花図鑑に行きついて、ボントクタデ(凡篤蓼)かハナタデ(花蓼)なのでしょうか。葉などをきちんと観察していないので、またの機会があればもう少しちゃんと見ないといけませんね。残念ながら、まだよくわかりません。
matsue-hana.com

 

 ちっちゃい花のそのすぐそばには、イノコズチ(猪子槌)でしょうか、「ひっつきもっつき」になる前の、まだ柔らかな花と蕾をはじめてじっくりと見たような気がします。

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 これまで、野の草花についてはわりと知ってるほうだと勝手に思っていましたが、調べれば調べるほど、ほとんど無知なことが明白になってきました。ほんとうに知らないことが多すぎて驚いくばかりです。

 ですが、ブログをはじめて、どんどん変化していく植物や、もっとあっという間に変わりゆく空など、すこしずつですが見方が変わってきたような気がしています。これまで気がつかなったこと、見過ごしていたことが前よりほんのすこしでもみつけることが出来れば、毎年、加速度を増す時の移ろいに少しは歯止めの魔法をかけられるのではないかと、ふと、そんな錯覚さえ密かに覚えたり感じたりしています。

 

 実は、ここはコンビニ近くの溝の横なのですが、なんと羽黒トンボが飛んできました。鉄漿蜻蛉(オハグロトンボ)とも呼ばれていますね。意外とすばしっこいのですが、一瞬だけ目の前にとまってくれました。

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  こちらは名前はヘクソカズラ、独特の強めのにおいをご存じの方も多いと思いますが、実は薬用にも美容にもなるそうです。こういう風に撮るとかなりかわいらしい花ではないでしょうか。

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 この頃、山の近くでこの木にたくさんの花が咲いているのをよく見かけます。こちらも名前を知らなかったですが、なんとクサギ(臭木)というのだそうです。

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 枝葉からする悪臭のためとのことなのですが、まだ匂ってみたことはありません。それでも、花やつぼみはやはり、とてもかわいらしいと思ってしまいます。

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 さて、こちらは何の花でしょうか。まったくもってわかりません。咲いたらもう一度、見に来ることができればいいなと思っています。 

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 花が咲き終わったオオマツヨイグサ、まだまだ空へ夜空へと咲き進みます。

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 蛍草(ホタルグサ)とも呼ばれるツユクサ(露草)はもうすっかり花がしぼんでいますが、今日の雨を含んで、青いガラス玉のようでしたので、蜘蛛が糸をはっていたりもしていましたがすこし撮ってみました。

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 アスファルトの裂け目から生えていた露草に、小さな虫、たぶん蛍ではないと思うのですが、なんだか蛍草に蛍に似た虫ということで…。

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 次回は、すこし早めに来て、朝の蛍草を撮ることができたなら、またお届けすることといたしましょう。

 夏の野というよりは、夏の道端の草花たち、またみつけたら、是非お伝えできればいいですね。明日も蒸し暑い日となりそうです。みなさま尚一層ご自愛くださいね。おやすみなさい。

 

 
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