道沿いにノアザミ(野薊)が咲いていました。
アザミは日本で100種以上あるアザミ属の総称なのだそうで、「アザミ」という名前の和名はないそうです。でも、アザミって言ってしまいますよね。
こちらはきっとノアザミに違いありません。
よく見ると花粉がいっぱい出ていました。
ノアザミは5月くらいから夏いっぱいまでかなり長い時期に咲いていますが、ここで見かけたのも一ヶ月以上前くらいからでしょうか。
こちらは花粉が出る前、先程の花より若い、もう少し後に咲いた花でしょうか。
逆にこちには花が終わった頃ですね。
さらに進むと、種子となります。これから綿毛になって飛んでいくのでしょうか。
これは一本のノアザミで、見ることが出来た過去と未来、でも現在ですね。
野山に出かけなくても、意外と身近に咲いている…かもしれないノアザミの素敵な造形も気にかけてみてみてくださいね。