少し前にオオキンケイギクの話をしました。
毎年、楽しみにしていた花が特定外来生物だった話ですね。
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昨日、福山の松永駅から訪問先にてくてく歩いて行く途中、よく似たもっと強靭そうな花をみつけました。
ここに続く庭先やいろいろなところでたくさん咲いていたのですが、ついにアスファルトの裂け目の、雑草でなければとてもとても生き残れそうもない場所にも咲いていました。
ハルシャギクです。
ハルシャギクはオオキンケイギクの仲間ですが、茎や花のつき方はまるでコスモスのよう、オオキンケイギクとは全く違います。何と言っても、この鮮やかな黄色に濃紅色の模様を染めたような花がとても印象的です。
調べると、「ハルシャ(波斯)」はペルシャのことで、蛇の目傘を思わせることから別名ジャノメソウ(蛇目草)とも呼ばれるそうです。
そうして、オオキンケイギクでも生えないような場所に力強く根付いていました。
今年の広島は五月の雨が極端に少なく、雑草も枯れていたりしているのに、ほんとうにすごい生命力です。
それで一番気になるところ、ハルシャギクは特定外来生物ではないそうです。一年草だからとの記載もありましたが、ともかく育てて大丈夫なのですね。
ここは駐車場の入り口あたり、ほとんど手間いらずのワイルドフラワー、手抜き園芸には持ってこいかもしれませんね。
さて、帰りはかなり遅くなりましたが、近くの川にホタルはいないものかと、のぞきに行ってみました。
やはり、そんなに簡単にはいませんね。ああ、この時期にホタルを見に行きたい!!
以前、6月のはじめに山口の俵山温泉に行ったら、まさにホタルがいっぱいでした。
tawarayamaonsen.com 今年も行けそうにありませんが、来年こそはまた絶対行きたい場所の一つです。
昭和の鄙びた感じで何だかとっても落ち着くし、外湯のみのところもとても気に入っていて、泉質も素晴らしいので、機会があれば是非ホタルの頃にお出かけくださいね。