夏至が近づくと、ちっちゃい庭に朝の光が届くのがほんの少し遅くなります。
何故なら、東の山の端が北寄りになったお日様の陽射しを遮るからです。
ちなみに、今年の夏至は6月22日0時54分、毎年6月21日頃ですが、今年は太陽黄経90度になる時間がぎりぎり6月22日のようですね。
夏至の日は昼の時間が一番長いというのは誰もが知っていますが、夏至の日の日の入りが一番遅いというわけではありません。ご存じの方も多いと思いますが、夏至の10日前くらいのちょうど今が一番日の出が早く、夏至の10日くらい後が一番日の入りが遅くなります。
今日の広島の日の出は4:57、日の入りは19:21(国立天文台のページより)、夏至の日の出は4:58、日の入りは19:26、一番遅い日の入りは月末頃の19:27、そうは言ってもちょっぴりしか違いませんね。
そうして、そんな朝の陽射しの中で、ひさびさに水撒きをしました。
となると、やはりちっちゃい庭に小さな虹ができました。
たしか、「虹シリーズにします」と言った途端に途切れてしまっていました。申し訳ありませんっ。
まずはガウラの花とお届けします。
小さい虹がかかる。
…そうでした。残念ながら、ガウラは雨に弱いのでした。いい気になって、水撒きを続けていたら、倒れ気味になってしまいました。
さらに言うと、今年の冬至は12月22日、太陽黄経270度になるのは13時19分(中央標準時)とのことですが、やはりこの日の昼の時間が一番短くても、日の入りが一番早いのは20日くらい早い12月の初めころで、広島では17:00、この頃の日の出は7:00前後です。なので、お気づきの通り、冬至から20日くらい後のお正月過ぎ、松の内が明けた頃、朝が一番遅くなるのですね。
ちょっと長々と説明し過ぎかもしれませんが、夏至は10日くらいと冬至は20日くらい日の出と日の入りがずれているのです。
あ、でも、これって緯度によって変わってくるので、各地で是非ご確認のほどをよろしくお願いいたします。おやすみなさい。