五月の終わりころから真夜中に鳴く鳥がいます。
今日も聞こえてきました。私には「きゅ・きゅ・きゅっ・きゅーん」と聞こえます。
遠くから近づいてきたり、ものすごく近くで鳴いていたかと思うと、また遠ざかる。ウグイスのように、近くの梢にとどまって鳴いているというよりは、飛び回りながらなのか、そこらじゅうを行き来しているのかなという感じです。
この声の主が誰なのか、何の鳥なのかを知りませんでした。
最初はヨタカかと思っていたのですが、調べると、ヨタカはもっとけたたましく力強い声で「きょっ、きょっ、きょっ、きょっ、きょっ…」と続けて鳴くようで、まったく違いました。
ずっと気になっていたので、さらに調べるとホトトギスの雄が初夏の頃だけ雌にアピールして鳴くそうで、この声は「テッペンカケタカ」や「特許許可局(とっきょきょかきょく)」とも聞こえるそうなのですが、みなさんにはどのように聞こえますかね。
昨日の真夜中になんとなく録ってみました。もちろん、ホトトギスは映っていません。蚊がいるので網戸越しに、外を撮ってみたので、ほとんど何も映っていませんが…。
夜に鳴くホトトギス、ご存じでしたでしょうか。
いにしえより夏の到来を告げる鳥とも言われ、古くは万葉集や古今和歌集、近代でも雑誌「ホトトギス」や徳富蘆花の「不如帰」など数多有名ではありますが、こんなにすぐ身近にいたってことに驚きました。まだまだ知らないことがほんとうにいっぱいなのですね。
地植えのガウラ(白蝶草)がやっと咲きはじめました。昨日の雨でだいぶ倒れてしまいましたが、これから一斉に咲き進むことでしょう。
ブログをはじめて、わからないことをそのままにせず、以前より確実に調査度がアップしていることだけは確かかなと思っています。
きちんと真実に辿り着けているかはまだまだあやしいところも、かなり知識不足のこともありますが、「知は力なり」昨日より今日、今日より明日、年齢は進んでも、ちょっとずつでも学んでいければいいかなとあらためて思ったりしています。