ちっちゃい庭とおっきい空と。

植物と空と手抜き園芸の四方山(よもやな)話と、あともう少しいろいろと…。

ナンキンハゼもっと色づく

 以前から何度か登場しているこちらの二本のナンキンハゼの木、このところ、ほぼ一週間ごとに見ているのですが、かなり紅葉が進んできています。 

 よーく見ると、上の方の実ははじけて白くなっていましたが、今日は望遠レンズがないので、また来週となりますかね。

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 黄色に紅葉したものが多めなのもきれいですね。

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 こちらが色づきはじめの頃です。 

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 朝の光に照らされています。

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 ヘクソカズラの実すっかり実っていますね。

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 すぐ近くで、ふわふわになったススキたちは…。

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 飛び立とうとしています。

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 街中に戻ってきました。街路樹も真っ赤っかです。

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 ほんとうに身近なところに秋がいっぱいです。是非楽しんでくださいね。

 

 いろいろあってなかなか更新できませんが、みなさまの身近な秋を見させていただいて、心和んでいたりしています。

 また、時々になったり、急に更新し始めたりと、気儘にではありますが、おつきあいいただければとても嬉しいですね。

 

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黄金に色づく銀杏たちと。

 久し振りに車ではなく、公共交通機関で広島市中心部へ移動しました。

 広島駅南口の駅前に「えきまちループ 左回り」のバスが停まっていました。たしか昨年の五月くらいからスタートした広島市都市循環バスで、赤バスと青バス(黄緑ラインなのにそう呼びます)の二社で運行されています。

www.hirobus.co.jp

www.hiroden.co.jp

 

 広島駅から中心部へ公共交通で移動する際は、バスで行くか、路面電車で行くか少し迷います。

 急ぐときはバスの方が少し早いのですが、中心部の八丁堀や紙屋町界隈は同じ名前のバス停なのに、停まる場所がたくさんあり過ぎて、他県の方はよくわからないので、「どこに連れて行かれるかわからないバスよりも、路面電車の方が安心」と何人かの方に言われたことがあります。

 中心部をぐるりと回るエキまちループだと迷うことなく利用できますね。

 

 まずは袋町に用があったのですが、「八丁堀」で降りても、「袋町」で降りても、「並木通り入口」で降りても、時間も歩く距離もあまり変わらないので、はじめて利用するバス停で降りてみました。

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 百メートル道路沿いの木々はかなり色づいてきました。

 

すぐ近くにペンタスがいっぱいの花壇がありました。

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 そのすぐ横には銀杏(イチョウ)の木、てっぺんから色づきはじめた木と、もうすっかり黄色くなった木がありました。

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 このあとお客さんのところに行き、次の場所に行く途中に、広島では珍しくいまだに行列の出来ている美味しいベーグル屋さんが開いてるのに出くわしたので、少し仕入!?ましたが、そのお話はまたといたしましょう。

 

 空はさざなみのような雲に変わっていきました。

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 ついこの間まで黄緑だったこちらの銀杏も黄金色となりはじめていました。

 

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 今年の春に新しくなった平和大橋の歩道橋をはじめて歩きます。

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 渡った先にも銀杏の木がありました。

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 こちらは二本とも色づいていますね。

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 色づくのはまだ少し先の銀杏もありますね。

秋の広島の風景をお届けしました。おやすみなさい。

 

 

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見上げるほどの皇帝ダリア

 ずっと昔に、はじめてこの花を見たときは思わず二度見してしまいました。こんなに寒くなった時季にこんな立派な花が咲いている…と。

 今は、少し寒くなって紅葉が進み、お花も少なくなってきた11月にこの花を見かけるのを楽しみにしています。

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 今年はやはり、花ひらくのがちょっと遅い気がします。

今季はじめてみました。名前にふさわしい立派な皇帝ダリアの花です。

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 育てたことはないのですが、こちらは3メートルくらいでしょうか。

足元を見ると、こんな風に立派に支える、まるで竹のような茎なのですね。はじめて見ました。

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 大きいものは5~6メートルにもなるそうです。

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 そんなに大きいのは見たことがありませんが、調べてみると、まるで桜の大木のようにたくさんの花が咲き誇るものもあるのですね。

 こちらもまだまだ咲き始めたばかり、満開の頃にまた見れるとうれしいですね。

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 日暮れ前の通りすがりに、荷物を持ったまま、さくっと少し撮っただけだったのですが、夜通ると、月が見えていました。

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 街灯に照らされる名残のキバナコスモスの花、美しい一輪がまだいくつか残っていました。

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 月がだいぶ昇ってきました。

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 次の日の朝は真っ青お空、昨日よりもう少し花がひらいたような皇帝ダリア、ほんとうに青空に映えますね。

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 11月に咲く立派な皇帝ダリアの花、もしも見かけたら、是非足を止めて、見あげてみてくださいね。

 

 

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韮の種みのる

 銀行に行く道を急いで歩いていると、アスファルトの端になんだかかわいらしい造形のものが見えました。

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 韮の種です。

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 そういえば、八月頃に花を撮ったけれど、記事にしなかったように思って、せっかくなので探し出しました。

8月21日に撮っていました。

たぶん…ですが、こちらの花が上の種のように思います。

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 なんと、こんな場所でもたくさん根付いていくのは、毎年、多くの花を咲かせ、たくさんの種を実らせ、跳んでいくからなのでしょう。

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 だいぶ跳んでいった後も、種はまだまだいっぱいありますね。

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 すぐ横にはセンダングサの仲間ではないでしょうか。こちらもとてもおもしろい造形の種ですが、小さい頃から「ひっつきもっつき」と呼んでいて、気がつくとセーターにいっぱいくっついていて、取るのがたいへんだったのを覚えています。

気をつけないといけません。

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 すぐ横を車が通り抜けて行きます。

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 朝晩は寒くなってきましたが、彼岸花の葉っぱはどんどん伸びています。

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 シロバナヒガンバナの葉っぱも、雨が降らなくても元気に育っているようです。

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 秋のちいさな種たちも、今、数えきれないほどたくさん実っていることでしょう。

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 また、何かみつけたら、かなり地味なお話でも、お伝えできればいいかなと思っています。今日もおやすみなさい。 

 

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街の灯り、港の灯り

 暮れていく街を通り過ぎると、イルミネーションのテスト投光が行われていました。

撮り損なって、すこし過ぎた場所、暮れなずむ街の様子が残っていました。

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 歩行者側からは見えにくい側面の大きな交差点の花壇の前を通りました。

ブルーサルビアとも呼ばれるサルビア・ファリナセアと、色とりどりのベゴニアたちです。

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 こんな時は渋滞にも感謝ですね。

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 いろいろ回って、久し振りに海の方に行ってみました。

こちら側から見ると、緑にライトアップされた橋が黄金山とちょうど重なって見えるのを初めて知りました。

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 そうして、点滅する港内信号でしょうか。よくわからないのですが、いっせいに点灯した時にあわせて何度か撮ってみました。

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 こちらが一番タイミングが合った一枚です。

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 こちらの右側奥の方が広島駅方面のようです。

高めのビルが増えたので、わかりやすくなりました。

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 反対側も緑灯が点いた時を狙ってみました。

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 船が入って来て、赤灯と緑灯が重なった一枚です。(完全に遊んでいます。)

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 船が届けたわずかな波に灯も揺れて行きます。

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 こちらからは賑やかな披露宴のざわめきが届いてきていましたが、扉が閉まるとまったく聞こえなくなりました。

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 静かな夜の海、港の横のたくさんの…小さなともしびをお届けしました。おやすみなさい。

 

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11月はじめ、静岡から望む富士山を

 前日は美しい秋の空でしたが、残念ながら富士山は見えませんでした。

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 自衛隊の練習機でしょうか、とても小さな飛行機が二機、秋の空をしゅわーっと飛んで行きます。

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 バスの中から西の空に彩雲が見えました。よいことがある兆しでしょうか。

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 夕暮れ時、いくつもある指定津波避難タワーに陽が沈んでいきます。

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 ほんとうに良いお天気なのに、富士山、なんだか微かに見えるような見えないような…。

そうして、10月おしまいのお日様は沈んで行きました。

 

 

 次の日の朝は、早くから目覚めてしまいました。まだ日の出前です。


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 かなり経ってからようやく朝陽が昇ってきました。太平洋の水平線は圧巻ですね。

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 そうして、やっとやっとでごめんなさい。左の端に富士山です。

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 ちょっと靄がかかっていますが、やっとお目にかかることが出来ました。

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 今日も快晴です。

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 そうして、本日二件目の視察先の窓から見えた富士山です。

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「職場から富士山が見えるなんて、羨ましい限りですね」とついついお伝えすると、「まあ、見飽きますけどね。でも、日本平からの富士山は駿河湾を真下に、とても美しいですよ」と言っていただきました。

 

 それがこちらです。

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 見渡せる街は清水市ですね。

 

 日本平の展望台はこんなふうにガラス貼りで、とても素晴らしい場所でした。

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 少し時間があったので、日本平ホテルにも寄っていただきました。

ロビー正面の富士山です。

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 こちらは芝生を降りたところ。

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 振り返ると、先程のガラス貼りですね。

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 飛行機からでも、新幹線からでも富士山が見れると、とても嬉しくなってしまう方は多いのではないでしょうか。遠く西日本組!?はなおさらですね。

 

 お近くの方には何でもない風景も、訪ねてみると、感動的な日本の風景がほんとうにいっぱいあります。いつか、日本平ホテルへ泊まりに行けるといいですね。 

 

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秋の木々と、素敵なウィスキー蒸留所と。

 さて、この木は何の木でしょうか。わかりますかね。

あまり、自信はなかったのですが、もしかしたらと思っていたら、名札がついていました。

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 正解!!、トチノキ(栃の木)でした。

 

 栃餅が美味しいですよね。栃の実がついているのかと探しましたが、みつけることは出来ませんでした。あとで、調べてみると、栃の実は熟すと早々に木から落ちて、拾うことが出来るのですね。栃の実ひろいはしたことがないので、知りませんでした。でも、栃の実はあくが強いのでそのままは食べることが出来ません。

 

 あく抜きにはかなりの手間と時間がかかるというのは何となく知っていましたが、調べれば調べるほど、気の遠くなるような手間暇をかけなければならないということを知りました。健康効果も高いそうなので、また栃餅をみつけたら、食べたいなと改めて思いました。

 

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 さて、こちらの立派な木は何の木でしょう。

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 木肌にも特徴がありますね。葉っぱはこちらも美しい薄黄緑色です。

そう、こちらは辛夷(こぶし)の木ですね。

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 背が高いので、上手く撮れませんでしたが、赤い小さい実がなっていました。

調べてみると、熟す前はもう少し連なっているようですし、わずかしか残っていなかったので、もしかしたら、鳥さんに食べられたのかもしれません。

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 そうして、こちらは、さらに上手く撮れませんでしたが、ネコヤナギの芽に似たようなものが…こちらはもしかしたら、花芽ではないでしょうか。

この秋の暖かさのせいか、これから咲くのかどうかわかりませんが、葉と実と花芽と、少し色づいた葉となかなか見られない共演ではないかと思われました。

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 立派な辛夷の木、早春には花いっぱい咲かせることでしょう。

 

 はい、ここは昨日、赤くなった紅葉をお伝えした「駿府匠宿」です。

もうすこし紅葉だよりです。

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 このあと、最後の視察先に行きました。

こちらは、予約すれば、一般の方も見学可能なので、ご紹介します。

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shizuoka-distillery.jp

 

 ガイアフロー静岡蒸溜所に行きました。

静岡の地で、素晴らしいウィスキーをつくるというビジョンでゼロからスタートされ、2014年に会社を設立され、2016年から製造をはじめられました。

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静岡駅から車で40分くらい、山々に囲まれた自然豊かな場所にあります。

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 今ではたくさんのメディアにも取り上げられ、世界的に知名度が上がっているそうで、プライベートカスク(樽のオーナーさん)も、申し込みが難しくなっているそうです。

 

 見学ツアーはこちらからひと月前から予約可能です。

reserva.be

 

 とてもとても奥が深いウイスキーの世界ですが、原料はかなりシンプルでたったの3つです。

  1. 大麦麦芽
  2. 酵母

シンプルだからこそ、それぞれの質や調整がとても大事になってくるそうで、試行錯誤や研究を積み重ねられ、自然に恵まれた静岡の地で育くんで行かれているのですね。

 

ウイスキーの発酵槽の四つはアメリカの松の木で造られ、残り一つは静岡の杉の木で造られたものだそうです。

こちらが1階の部分、製造工程を詳しくわかりやすく説明してくださいます。

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 先程の発酵樽の上の部です。発酵槽は空の状態だと乾燥して隙間が空くので、使っていないものは水が張ってありました。

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 あとで、見せていただいた…入っているものはぶくぶく発酵していました。

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 つづいて麦芽粉砕を説明していただきました。

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 ウイスキー製造に欠かせない麦芽(モルト)を作る工程。

発芽させた大麦を乾燥させて成長を止めたものがモルト、乾燥させる燃料に泥炭(ピート)を使用することにより、独特のスモーキーフレーバーが生まれるそうです。

 これがモルトです。

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 輸入されたモルトは、こちらのセパレーターというマシンを使って、小石やゴミなどの異物を取り除きます。モルトには、異物が混ざっていることもあり、そのままモルトミルにかけると故障の原因となる為、このセパレーターで異物を取り除きます。

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 こちらがモルトを粉砕する年代物のマシンで、歴史ある軽井沢蒸溜所より移設されたそうです。なんとネットでの落札!!、もう造られていないので、落札できてほんとうによかった。でも、設置まではたいへんなご苦労があったそうです。

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 異物を取り除かれたモルトは、こちらで3種類の細かさに粉砕されます。

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粉砕前のモルトと、荒いもの、中くらいのもの、粉のものに分別し、この割合を調合して最高の比率としたそうです。

 

モルトを細かく砕き、そこに温水を加えてお粥状にし、モルトに含まれるデンプンを糖類に変えて、それを濾過し麦汁を作る工程になるのだそうです。(ざっくりなので、詳しくはガイアフローさんのページをご確認ください。)

 

 こちらが糖化層、中をのぞくことができます。仕込みで作られた麦汁に酵母を加えて発酵させます。酵母は麦汁の糖を分解して、アルコールと炭酸ガスに変化します。

 裏側の窓で、麦汁の層に分かれているのも見せていただきました。

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 いよいよ蒸留です。

ポットスチル(蒸留機)を使い、ウォッシュを2回蒸留、アルコール分を抽出し、凝縮するそうです。

軽井沢ウイスキー蒸留所から移設した初留釜と、スコットランド製の薪の直火による初留釜、そして同じくスコットランド製の再留釜を駆使して、数種類の違ったタイプのニューポットを造っておられます。

 

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 そして、古い樽の中で、最低三年は眠り、熟成されます。

こちらは、すべてオーナーさんがおられる樽ですね。

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 さあ、お待ちかね、バーで試飲できます。

いえね、はっきり言ってよくわかりません。でもね、ストレートでちょっぴりいただくとスモーキーな木や独独の香りと余韻がぶぁーと広がりました。ほんとですよ。

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 一日目は見えなかった富士山がこの日は素晴らしい雄姿を見せてくれました。

移動中も、あちらこちらで見える富士山、見るだけで嬉しくなります。

こちらは日本平ホテルからの富士山です。

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 ガイアフローさんでもたいへんお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。(素人なので、もしも記事の中でまちがった表記があればお許しくださいね。)

 

 まだまだ盛りだくさんでしたが、気ままなに思いつくままのブログ…、順を追ってご紹介することもなく、申し訳ありません。

 実は明日迄の宿題に追われている連休です。もうひと頑張りしますね。

 

でも、ほんとうに静岡は良いところです。なかなか奥深いです。

是非お出かけくださいね。

 

 

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